
コーヒーは世界中で飲まれる嗜好品。
日本でもその人気は確固たる地位を築いています。
最近ではカフェイン中毒が話題になったりもしますが、実はコーヒーには健康によい効果が期待される成分がたくさん含まれているんです。
よく悪い効果があると思われがちなカフェインですが、規定量を守ればとても体に良い効果が望める成分でもあります。
具体的にどんな効果があるかと言うと、
眠気覚ましの作用の他自律神経の働きを高めるなど多くの働きがあります。
そしてコーヒーにはたくさんの種類がありますよね。
中でもエスプレッソと言えばコーヒーの種類の中でもファンが多い代表的な飲み物。
聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
コーヒーはチャレンジしてみたいけど、カフェインの作用に不安があるという人でも手を出しやすい飲み物です。
今回は、エスプレッソと健康について紹介します。
Contents
エスプレッソのカフェイン含有量が低いのはなぜ?
エスプレッソは微細に挽いたコーヒー豆に高圧をかけて、濃厚なコーヒーを抽出します。
濃厚なコーヒーってことは、ドリップコーヒーよりもカフェインの量が多くならないの?って思いますよね。
しかし、エスプレッソは一般的にデミタスカップという小さめのカップで飲みます。
つまり、一杯分で見た時にはエスプレッソの方がカフェインの含有量は少ないのです。
コーヒーとカフェインの関係は?他の飲み物と比較
コーヒーだけではなく様々な飲み物に含まれているカフェイン。
紅茶やジュースと比べると、コーヒーの方がカフェインの含有量は多いです。
コーヒーよりカフェインが多い飲み物は、緑茶やエナジードリンクなどがあります。
確かにカフェインはとりすぎると健康に悪影響を与えることがあります。
欧米人より体の小さい日本人だと、7杯よりも少ない量が限度だと考えていいでしょう。
カフェインが体に与える良い効果
カフェインの代表的な作用といえば、覚醒効果。
カフェインによって目が覚めるのは、体内に入ったカフェインによって神経が興奮させられるためです。覚醒効果のおかげで疲れや眠気が取れたり、集中力が高まります。
また、カフェインには自律神経のはたらきを高める効果があると言われています。
これは性格に言うと交感神経を興奮させる効果があるということです。
この効果も集中力が高まる一因です。
さらに、カフェインにはダイエット効果があると言われています。
実は、カフェインには脂肪を分解する効果があるんです。
カフェイン以外に体にいい成分は含まれているの?
カフェイン以外に上げられるのがポリフェノール。
コーヒー一杯とワイン一杯には同じ量のポリフェノールが含まれているんです。
その中でも、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は特に体に良い効果が望めます。
ただし、クロロゲン酸だけを摂ってもすぐに体外に排出されてしまうため、あんまり意味がないです。
バランス良く色んな食品に含まれているポリフェノールを摂取するのがいいですね。
ポリフェノールの具体的な効果
ポリフェノールは、植物が活性酵素を倒すために生み出されます。
つまりポリフェノールを摂取することによって、体内の活性酵素は無害な物質に変化しちゃうんです。
活性酵素とは本来、体内にある細菌やウイルスを倒す存在です。
しかし、増えすぎると暴走して正常な細胞も破壊してしまうという厄介な存在でもあります。
そこでポリフェノールを摂取することによって、調整ができるのです。
活性酵素の困った働きの一つに、血液中の悪玉コレステロールと結びついて血栓を作るというものがあります。
血栓がつまると動脈硬化の原因となってしまうことも。
最初に述べた通り、活性酵素の減少にはポリフェノールの摂取が一番効率的です。
そして、他の飲み物よりも多くポリフェノールが含まれているコーヒーが健康にいい効果が望まれやすいということですね。
コーヒーは健康にいい効果が沢山
カフェインやポリフェノールの他にもたくさんの成分を含んでいるコーヒー。
・覚醒効果
・集中力の高まり
・体脂肪燃焼
・活性酵素の無効化
一日に7杯以上のようなたくさん飲まなければ、健康にいい効果が望めることがわかりました!
もしカフェインの摂りすぎが心配なら、カフェインレスコーヒーも最近はあるので、そちらを試してみてはどうでしょうか?
ポリフェノールや他の成分による効果はカフェインレスでも十分に得ることができます。
ただし、コーヒーの苦みを中和するために砂糖やミルクを入れすぎると糖分の摂りすぎになってしまうので注意してくださいね。